こんにちは! もう10年以上前くらいに読んだファンタジー小説なのですが、恐らくこの小説の人気は上がり続けてるのではないかと思ってます。 何故なら、とても大切なことがたくさん詰まった本であり、多くの方が共感できる本だからです。

表紙や小説の中のイラストは、ちびまる子ちゃんの漫画家さくらももこさんが手掛けています。 宇宙人アミがUFOに乗った、とても可愛いい表紙で飾られています。 本の内容もとても素晴らしくって、ファンタジーだけども凄く印象に残る本です。 今日はそんな素敵なファンタジー小説、『アミ 小さな宇宙人』についてお話していきたいと思います。

3冊12万円で売られるファンタジー小説

この小説について、何となく取り上げようと思って調べながら書いてるうちに、この小説は、絶版になっているということが分かりました。もしかしてと思い、調べてみると、やはり、メルカリで1冊5万円で販売している方もいました。1冊6,000円以上と、普通に売られていました。

「興味深いイントロダクション」
イントロダクションには、不思議なことと、興味深い文章二つがつづられています。

① 「アミは、ぼくに問題がふりかからないように、次のように言うことを忠告してくれた。 これから語るすべてのことは、ぼくのたんなるファンタジーに過ぎず、子どものためのおとぎ話だと。 彼の言ったとおりにしよう。 そうこれは、まったくのおとぎ話です」 この本は、10歳の男の子に対して、宇宙人アミが伝えたことなどを本にするように依頼したものです。

② 大人のみに向けた一文です。「注意:読み続けないように!きっと面白くないでしょう。ここに書いてあるのは、素晴らしいことばかりだから」 そんなこと書かれていたら、きっと面白いに違いないって、思います。 そしてその言葉は確かに裏切りませんでした。


『アミ 小さな宇宙人』のあらすじ

少年ペドゥリートは祖母とのバカンス中に宇宙人アミに出会います。 彼らは、夕暮れ時に海岸で出会ったとされてます。アミは宇宙人なので、〇人と呼ぶかどうかなのですが・・笑 主人公は10歳の少年ペドゥリートで、宇宙人アミと出会って宇宙の旅に出かけます。 アミはペドゥリートに愛の大切さや地球の問題点を教えてくれます。 アミは地球のことを客観的に見ながら、ありのまま感じたこと、その先の未来のことまで教えてくれます。

しかし、アミの精神は、愛と平和のメッセージが込められていて、関わるペドゥリートもアミの影響を受けながら、心を成長させていきます。 アミはペドゥリートをUFOに同乗させ、地球の上を飛びながら、本来の人間の生き方である「宇宙の基本法」を彼に教えていきます。そして、月やオフィル星へと連れて行きます。

その後、再びアミと再会したペドゥリートは、アミから紹介されたUFOに同乗することになった惑星キアの「双子の魂」である少女ビンカと出会い、老人クラトや「地球救済計画」の司令官などの人々と出会いながら宇宙の基本法について学んでいきます。 アミの両親と対面し、2人からアミとは違う「宇宙の基本法」について教えられ、地球に、キアに帰還したペドゥリートとビンカはお互いに恋しくてたまらなくなります。

『アミ 小さな宇宙人の名言集 』
この本には、多くの深い洞察と教訓が込められています。以下にいくつかの名言を紹介します。

① 愛にはふたつのあり方がある‐ひとつは自分自身に向かう愛、もうひとつは他人に向かう愛だ

② 空気が入り、出て行く‐ちょうど呼吸と同じようなもの

③ 愛があるなら無欲な奉仕に変える‐もし愛があるならそれを無欲な奉仕に変えるべき

④ 今、君たちの世界は絶滅の危機に瀕している

⑤ 人生の深い意味は、思考のもっと向こう側にある

⑥ 宇宙の基本法 文明世界と呼ばれるための三つの守らなければならない必要条件は、第一に宇宙の基本法をしること。 第二は世界の統一をはかること、第三は宇宙の基本法に基づいた組織づくりをすること

⑦ 愛とはつよさ‐愛はエネルギーであり、愛の水準が低い世界は不幸や暴力や戦争が多くなります。

⑧ いまを楽しむ‐心配や不安にとらわれずに、目の前の瞬間を大切にしましょう。人生は短いのですから。

⑨ 人生の深い意味‐思考ではなく感覚で人生を感じましょう。

⑩ 人生は神が愛してくれた贈り物です。

⑪ 競争ではなく協力‐他人と競争するのではなく、自分と競争しましょう。

⑫ 他人と仲良く分かち合いましょう。

⑬ 奉仕の喜び‐愛を持って人に奉仕することで、幸せになれます。そして、人からの奉仕も受け入れましょう。それが愛の循環です。

⑭ 愛が宇宙の基本法‐愛に反した行いは自分にも他人にも害を及ぼします。愛を感じて捧げることができれば、地球はもっと良くなります。

⑥のことですが、世界の統一というのは、恐らく国境を越えて世界が一つになることが平和になることだよ、という意味だったと思います。 これらの名言は、愛と平和、そして人間の存在と宇宙の法則についての深い洞察を提供しています。 めちゃ深い名言集ですよね! 今読み返しても、どの名言も、心に響きます。

『宇宙人からの心に響くメッセージ』

「すべて、愛に基づいていないものは、 壊されて・・・ 時と共に、忘れ去れられ、 捨てられていく・・・」 「愛に基づいている、すべてのもの・・・ 友情 や 夫婦 家族 や 組合 政府 や 国家 個人の魂 人類の たましい これらは、みな、  堅固で確実で、 繫栄し、実を結び こわれることを、 知らない・・・」

『アミ 小さな宇宙人』書いた人

エンリケ・バリオス氏が書きました。 彼の著書には、「魔法の学校」 (超知ライブラリー)というのがあります。 やはり、著者自体が不思議な方のようです。 「魔法の学校」という本まで出されるということは、やはり、ご本人が宇宙人と実際関わったのか?そう思わされます。それか、宇宙人との交信で書かれた本でしょうか?本にできるほどの情報を持っているとは、凄く膨大な情報を持っているということですよね。謎が生まれる著者でもあります。


『アミ 小さな宇宙人』にはシリーズがある!

この小説には続きがあります。もちろん私は全部読み終えました。 「アミ小さな宇宙人」 「もどってきたアミ」 「アミ3度めの約束 : 愛はすべてをこえて」 「アミが来た」

最後に

この本は、子どもから大人まで読んで楽しんでいただける本です。 子どもさんの心の教育の目安であったり、そして大人になったら再度自分の生き方を見つめ直したりだとか、学ばされることは多いです。 人間の生き方や宇宙の法則について深く考えさせてくれます。

是非、お読みになってみてくださいね。 古本でどうにか、探せるかなと思うのですが。。 まだ、今ならどうにか。さらに時間経ってしまうと、古本でも手に入らなくなると思います。 是非、今のうちに手に取れる時は読まれてみてください。