ネットフリックスには「全裸監督」のような、有名なオリジナル作品も多数ありますが、漫画を原作とした作品も配信されています。漫画原作で映画として放映された作品もあれば、アニメ化されてネットフリックスオリジナルストーリーで配信されている作品などもあります。

今回は、ネットフリックスで見ることができ漫画原作作品とその魅力についてご紹介していきます。

ネットフリックスには魅力的な作品が多数配信されている

オリジナル作品はネットフリックスでしか見れないこともあり魅力的ですが、漫画原作作品など一度放映されたような作品の配信も少なくないです。どの作品も魅力的なものとなっており、ネットフリックスに入会して見ようと思っていた作品以外にも、気になった作品をついつい見ちゃいます。

最低800円弱で魅力的な作品が見放題だと考えると、思っている以上に安いサービスだと感じられてしまいますね。


ネットフリックスで視聴可能!漫画原作作品7本

① 隣人13号

② 銀魂

③ 僕だけがいない街

④ バクマン

⑤ 極主夫道

⑥ モテキ

⑦ ピンポン

ネットフリックスで視聴可能な漫画原作作品です。大体は映画館で放映された実写作品ですが、極主夫道のみアニメを見ることができるようになっています。


隣人13号

同名タイトルの原作を描いた井上三太先生は、園子温監督によって「TOKYO TRIBE」も実写化されたことでも有名です。小学生の頃にいじめられたことがきっかけで別人格である13号を生み出した主人公村崎十三は、いじめの復習のため建設作業員として働いている。

同じ現場でリーダーを務める赤井が復讐相手で、別人格13号と共に復讐計画を立て実行に移そうとするものの徐々にその計画が狂っていき始めます。いじめ・多重人格をテーマとしたサイコホラー作品となっており、13号と十三の復讐がどのような結末を迎えるのか見どころとなっています。


銀魂

「ONE PIECE」や「NARUTO」と共に週刊少年ジャンプで連載された、万事屋をテーマにしたギャグバトルマンガ「銀魂」の実写映画もネットフリックスで配信されています。江戸時代末期宇宙から襲来した宇宙人達によって台頭され、侍が衰退してしまった江戸で、主人公銀時は万事屋を営んでいた。

ひょんなことで出会った新八・神楽と共に三人で万事屋をやることに、彼らの周りで様々な事件が起こります。普段はふざけたギャグ展開ながらも、強大な敵と戦いシリアスに閉める、そんな銀魂をしっかりと再現した実写作品となっています。


僕だけがいない街

実写映画やアニメも有名な三部けい先生原作「僕だけがいない街」は、ネットフリックスだと全12話のオリジナルドラマを見ることが可能です。ピザ屋でバイトをしながら売れない漫画家として活動する藤沼悟には、「悪いこと」が起こった際にそれが起こる直前に勝手にタイムリープしてその原因を取り除かないと繰り返される「リバイバル」という特殊能力を持っていた。

ある日アパートで共に暮らしていた母親の佐知子が殺害され、悟はアパートで遺体を発見、母の死をリバイバルで阻止しようと念じた所、なんと自身が10歳だった1988年へとタイムリープしてしまいます。作中でリバイバルは二度発動し、更には植物状態となって二度目の人生まで生きた悟が、真犯人にたどり着く最後が圧巻です。


バクマン。

ヒットしたことで「デスノートコンビ」と呼ばれるようになった大場つぐみ先生・小畑健先生の作品で、実写映画となった「バクマン。」は、ネットフリックスで視聴可能です。画力を持っているもののプロの漫画家だった叔父が過労死した過去を持っている主人公真城は、同じクラスの秀才高木から「一緒に漫画家になるろう」と誘われるも断ってしまいます。

そんな真城が想いを寄せていた声優を目指すヒロイン亜豆ととある約束を交わし、それを実現するため高木とコンビを組み漫画家を目指すことになります。真城役を佐藤健、高木役を神木隆之介、ヒロイン亜豆の小松菜奈に加えて山田孝之やリリー・フランキーなど豪華俳優陣が出演している作品です。


極主夫道

玉木宏が主人公を演じた実写ドラマでも話題となった「極主夫道」のアニメが、ネットフリックスで見られます。元々は極道の世界で「不死身の龍」とまで呼ばれるほどの武闘派だった主人公の龍だが、現在は極道を辞め主夫として結婚した美久と共に普通の生活を送っている。

強面のせいで周囲からは誤解を受けやすいものの、上手く周囲と付き合いつつ完璧に家事をこなしていくそんな龍の日常が描かれている作品です。原作の極主夫道をしっかりとアニメ化した作品で、主人公龍を務めた津田健次郎さんの声がまたマッチしていて思わずクスッと笑ってしまうこと間違いなしです。


モテキ

週刊少年マガジンで連載されていた「トッキュー!!」などで有名な久保ミツロウ先生の作品「モテキ」の実写映画もネットフリックスで配信されています。派遣社員から正社員としてニュースサイトのライターとなった主人公藤本幸世は、彼女も居なければ夢もない自身もない草食系男子として日々を送っていた。

ある日同僚の松尾みゆきに誘われて飲みに行くこととなり、その席でみゆきから告白され付き合うことになるのだが、それをきっかけに次々と女性達からの告白を受け幸世のモテ期が始まります。実写ドラマから1年後が舞台となっており、実写映画のために久保ミツロウ先生が描き下ろしたオリジナルストーリーとなっています。


ピンポン

CGを使って再現した卓球シーンなんかが有名な松本大洋先生の原作「ピンポン」の実写映画が、ネットフリックスで配信中です。幼馴染の星野裕と月本誠は小学生の頃からタムラ卓球場で卓球をやり続け、2人は一緒に片瀬高校へ進学し卓球部へと入ります。

卓球の才能を持っていた2人だがそれぞれ弱点があり、それが克服できないまま初めてのインターハイを迎えることになります。卓球を通して幼馴染2人とライバル達の心情が描かれている作品となっており、実写化不可とまで言われていた原作をCGを駆使して見事に再現しています。


漫画原作作品の魅力

漫画原作作品は主に二通りあり、原作をそのまま再現したものと原作者描き下ろしのオロイジナルストーリーのものです。オリジナルストーリーのものはその作品でしか見られない内容なので面白いですし、原作再現でも漫画には無い躍動感などがあって面白いです。

またキャラを演じる俳優さん・声優さんも演技がかなり上手く、原作を読み込んでいることがよくわかるのも漫画原作作品の魅力の1つですね。今回はネットフリックで見ることができる漫画原作作品をご紹介いたしました。どの作品も原作を読んでいて内容を知っていたとしても、映像作品として楽しめるような内容になっているものばかりです。

またキャラを演じる俳優さん・声優さんは有名な方々ばかりで、どの作品でもしっかりとキャラを演じており、原作を知っているとより楽しめるようになっています。