猫とピアノにすべての人生を捧げた奇蹟のピアニスト「フジ子・ヘミング」
こんにちは!今日は、『猫とピアノが全て!』というほどのシンプルだけども、とてもパワフルなピアニスト、フジ子・ヘミングについて書いていきたいと思います!
彼女についてはテレビで少し拝見した程度だったんですが、最近たまたま見た動画にも出演していて、また気になっていました。
彼女に何となく魅かれていた理由が、彼女のことを色々調べていくうちにハッキリ分かってきました。そんな彼女の魅力に今日は迫っていきたいと思います!最近見た動画は、最後の方に掲載してますので、是非、最後までこの記事を一読いただきご視聴くださいね!
ピアノに人生を捧げた彼女の姿勢が分かるある行動彼女は、20歳の時、愛煙家だったそうです。愛煙家であれば、煙草を止めるのは簡単ではないですよね!それを彼女はあっさりと止めてしまったそうです。その理由が、「演奏には普段の行いが全て出ちゃうから」との理由だったそうです。ピアノ演奏への情熱が伝わってきます。悪い癖って、そう簡単に辞めれるものではないですよね!辞めようと思って努力してもなかなか・・・しかもその癖が大好きであれば尚更です。
彼女の魅力は他にもあります。彼女は神様への信仰心が深いようです。
「私は年がら年中、神様に動物のことを祈ってます」とのことです。神様への信仰心が、彼女のそのパワフルな源となってるのでしょう。また動物を愛する彼女の優しい性格も伝わってきます。 フジ子・ヘミングにとってのピアノは何ですか?彼女に、「あなたにとってのピアノは?」と質問したところ、こんな答えが返ってきたそうです。「猫たちを食わせていくための道具」・・・・・もう、驚きです!
あんなに世界でもビッグなお方の発言する言葉が、「猫たちを食わせるために仕事をしている」というようなことを言ったこと。これじゃあ、普段の俺たちのやってることと何ら違わないではないか!と思えてきます。
猫たちも家族ですからね!フジ子氏は猫たちへ深い愛情をもって育ててらっしゃるんでしょうね。でもあんなビッグなお方であれば、猫たちの飯位、稼げるだろうと思われますが。でも調べたら、飼ってる猫は12匹だと!やはり、ビッグな方はビッグな方だけにやることは大きい。
ちゃんとやっていることがあります。それは他者への奉仕です。彼女はコロナ支援、アフガン支援、動物愛護団体への支援など、多くの奉仕を行ってます。そんな彼女を信頼し、尊敬し、大勢のファンがいることと思います。彼女が小さい頃は、沢山悪いことをしてきたと本人は仰ってます。しかし大人になるにつれ、『一つのものに打ち込んでたら、悪くならない。だんだん良くなっていくのよ』と自身の経験を持って語ったそうです。
彼女自身が、自分の人生を見つめ直しながら、自身の力でもって変えていったことが伝わってきます。本当に多くの苦労を味わってきた方なのではないでしょうか。自身が磨かれていってるのも実感されてるのでしょうね。
~フジ子・ヘミングの名言集~ 「ぶっ壊れそうな鐘があっていいじゃない、機械じゃないんだから」
「私の人生にとって一番大切なことは、小さな命に対する愛情や行為を最優先させること。自分より困っている誰かを助けたり、野良一匹でも救うために人は命を授かってるのよ」
「私はミスタッチが多い。直そうとは思わない。批判する方が愚かしい」
「一つ一つの音に色をつけるように弾いている」
「それでも私は、永遠に、永遠に生きて永遠に、弾くことは出来るわよ」
いや、めっちゃイイ!イイ!イイ!フジ子・ヘミング、サイコーーーーー!!
この名言は、俺の中でも最高の名言となりそうだ。一つ一つの文章に、彼女の人生全てが詰まってるのを感じる。彼女は彼女自身のためというよりも彼女の周りのために自分の人生を奉仕しているのが伝わってくる。その生き方を恥じることもなく、正々堂々としてるところが、男らしい!男でないけど、カッコいい!そんな彼女の生まれと生い立ち~現在まで、次に述べていきたいと思います。
フジ子・ヘミングの生まれと生い立ち
フジ子・ヘミングは、ロシア系のスウェーデン人の父と日本人の母との間に生まれています。
母はピアニストであり、フジ子氏は幼少の頃からピアノの才能を持ち合わせてます。
9歳の時に出演したテレビで高く評価されました。
16歳の時に中耳炎で右耳の聴力を失い、35歳に、ドイツでのリサイタルを前に左耳の聴力を失ってしまいます。1999年TV放送「フジ子~ピアニストの軌跡」で、日本に名が知れ渡り、その後この番組がドラマ化され、20%超の高視聴率を出します。その後発売の、「奇跡のカンパネラ」は200万枚超える大ヒットとなりました。1932年生まれの彼女は今現在、90歳です。
ここでちょっと一息。世界的ピアニストフジ子・ヘミングの食事について述べてみたいと思います。 フジ子氏の好物はジャガイモだそうです。そして、彼女は菜食主義者。凄いですね。菜食主義者には憧れます。お肉を食べなくてもあんなにパワフルな演奏が出来るのですね。また綺麗なメロディーは、菜食主義だからこそ出せる音色なのでしょうか。
フジ子氏が愛用しているピアノについてフジ子が愛用しているピアノは、ブリュートナーというピアノだそうです。ブリュートナーとは、1853年に職人ユリウス・ブリュートナーという職人により、創業されたピアノメーカーだそうです。
ブリュートナーの大きな特徴が、アリコート弦と呼ばれる共鳴を目的とした4本目の弦が張られていることです。これにより、伸びやかで、豊かな響きが出るそうです。
年代からして古そうですが、ぬくもりがあるのに透明で、豊かな音色を出すそうです。他のメーカーにはない独特な音色を出すそうですよ。
フジ子・ヘミングの性格と多彩な才能について彼女はとても気さくでユーモアある人のようです。友人や生徒から慕われていて、彼女は読書や旅行、映画が好きで、特にヘミングウェイという小説に影響を受けたようです。彼女は自分の名前もヘミングウェイにちなんで付けられたと語っています。なんか素敵です。彼女はピアノ以外にもギターやフルートを演奏でき、音楽の幅を広げています。
彼女は自分の音楽に対する姿勢をこのように説明しています。
「私は音楽を通して人と繋ながりたいと思っています。音楽は言葉を越えたコミュニケーションの手段です。私は自分の感情や思いを音楽に込めて伝えたいと思っています。そして、聴く人にも何か感じてもらえたら嬉しいです。
私はまだまだ成長できる余地がありますが、これからも一生懸命ピアノを弾き続けたいと思っています」人との繋がりを大切にされる彼女だからこそ、世界中の多くのファンを魅了させるのでしょうね。彼女の才能は、書、裁縫、絵画、バレエと多才です。絵画に関しては、父の影響があり得意としているようです。それら才能を活かした作品はCDジャケットや本、個展などで開催されてるようです。
フジ子・ヘミングの今最近まで頻繁に日本でもコンサートで演奏されてきた彼女ですが、2023年11月に入ってからケガをされたようで、暫くは公演が休演となってるようです。
しかし復活の可能性ももちろんあるので、復活後の彼女の活動も楽しみです。今は動画でも彼女の雰囲気、演奏を楽しめるので、お時間ある時に手持ちのスマホで確認できると良いですね。
この動画は、ふじ子ヘミングに憧れてピアノを始めた海苔漁師さんここちらは一般庶民とフジ子さん出演の動画で感動モノの動画です。