こんにちは! 世の中は、街へ出ればスマホを観ながら歩く人を見かけない日はないほど、人はスマホやデジタルにハマってます。 数年前までは、そんな光景が見られませんでした。

今はガラッと変わり、子どもからご年配の方まで、誰もがスマホを持ち歩く姿を見かけるようになりました。 中には、大分スマホ慣れしてるご年配の方ので、驚きます。 スマホ一つあれば退屈しませんからね。 ゲームもできるし、遠くにいる誰かとお話しも出来るし、仮想世界にも行けちゃうし、映画も観れる、なんだって、できますね。 それでも私は、アナログの世界もまだまだ十分楽しめるものがあるのでは?と思います。

そんなアナログ遊びの一つ、『将棋』について、今日は書いていきたいと思います。

驚く将棋の世界を覗いてみた

プロの棋士(きし)達の年収など、どのように生計を立てているのか? 気になって調べてみました。

なんと、年間1億円稼ぐこともできるそうです。凄いですね!プロ棋士は、名人戦を始めとする、「八つのタイトル戦」や、一般棋戦に参加し、対局することで、対局料や賞金を得ています。対極に勝ち続ければ、年間で1億円を稼ぐことも可能だそうです。

その将棋の対局や賞金は、どこで賄われているのかというと、スポンサー、視聴者からの収益、日本将棋連盟からなのだそうです。スポンサーは、多くの将棋の大会やタイトル戦は、企業や団体スポーツによって支えられています。これらのスポンサーが、大会運営や、賞金、対局料を提供しています。視聴者からの収益というのは、テレビやインターネットで将棋の対局が放送されますが、視聴者からの収益(視聴料、広告収入など)の一部が、賞金や対局料に充てられています。

日本将棋連盟からは、将棋の普及発展と技術向上や将棋を通じた交流親善などを目的とした、公益社団法人で、その活動の一部として、賞金や対局料を提供しています。これら3つの方法により、棋士へ支払うことができるのですね。

10のメリットがある『将棋』遊びについて

将棋については、私が小学生とか、中学生のころに遊んだ遊びですが、なかなか面白かったことを覚えてます。この度も、自身がデジタル世界に入り過ぎないよう、また将棋遊びをすることで、バランスを取っていけたらいいなとも思ってます。 では早速、将棋遊びのメリットについて書いていきたいと思います。

  • 無限の可能性

    将棋は、9×9の81マスの盤上で行われます。指し手の組み合わせは、なんと10の220乗とも言われてます。この数が予想も付きませんが、10の2乗だと、1×10×10=100、10の3乗は、1×10×10×10=1000ということですので、その後は、私の頭ではもうこれ以上計算ができませんので、あなたの予想で計算されてみてください。とにかく、将棋は無限に広がる遊びの可能性を象徴しているってことですよね。
  • 戦略と戦術

    将棋は戦争を模したゲームとされてます。『王を攻めて取る』という目的があります。また、駒の種類ごとに個性があり、それぞれ特定の動きをします。戦略と戦術の両方が重要になってきます。
  • 対局の面白さ

    相手がいて、真剣勝負が行えます。相手の心を予想して読み取ったり、相手の秒単位で駒を置く姿勢にハラハラドキドキします。
  • 将棋から見た人の特性

    これは、将棋をすることのメリットとかではないですが、逆バージョンの、将棋に関わる人の特性です。 将棋について調べているうちに分かったことですが、将棋を愛する人には、個性的な人が多いそうです。ということは、これから将棋に関わろうとする私も、変わった人?個性のある人、ということになるでしょうか?
  • 敬意と礼儀

    将棋は伝統的な文化のあるボードゲームで、対局をする時には、礼に始まり礼に終わる、という日本らしい礼儀正しさがあります。
  • お金がかからない

    将棋は、駒と将棋盤さえあれば、お金がかかりません。また、子どもから大人まで、男女問わず遊べます。対戦相手は年齢に関係なく選べます
  • 電気代が要らない

    スマホやiPad、パソコンに比べて、全く電力を必要としません。なので、充電し忘れの中断も無く、いつでも遊べます。
  • 人との交流

    現代社会ほど、人との交流が薄れてる社会はこれまでなかったかと思います。将棋を通して、人との交流が深められ、温かい絆で繋がれます
  • 脳と心と体を活性化する

    将棋遊びにより、能の活性化、心と心の繋がりにより心を成長させることができます。そして、指を動かすことにとり、体を活性化することができます。小さな駒をつまむなどの行為は、スマホにはありませんので、その小さな動きで、身体の活性化はなされます。木のぬくもりからは、自然の気のエネルギーを貰え、身体元気にしてくれます。
  • 安全な玩具

    将棋の駒と将棋盤は、天然木から作られてます。天然木を通し、自然と繋がり、ぬくもりを感じることができます。木製の玩具などは、使えば使うほど馴染んできて、プラスチックに比べて害も全くありません。電磁波なども気にすることもありません。

面白い将棋礼法、作法について

将棋は日本の伝統的なボードゲームで、対局者同士が気持ちよく対局できるように、さまざまな礼儀作法が存在します。以下に、主な作法をいくつか紹介します。

  • 「待った」は言わない

    一度指した駒から指を離した後に、別のマスへ指し直すことを「待った」と言います。これはマナー違反です。
  • 対局を始める前は、「お願いします」と礼をします

    球を詰まされた時や勝ち目が無くなって、投了する時は、「負けました」と言って、意思表示をします。
  • 駒は駒台に置く

    取った駒は、相手から良く見えるように、駒台に置きます。(これはあっても無くても大丈夫です。私も持ってません。本格的にハマってしまってから準備する程度で良いと思います。参考程度に)
  • 助言は禁止

    他の人の将棋を観ていて、助言することは禁止されてます。
  • 上位者と下位者の区別を意識する

    将棋の対局は、両者の棋力(将棋の強さ)により、上位者、下位者を区別して行われるのが特徴です。
  • 投了は伝える

    自分の負けが決まった時点で、「負けました」や「参りました」と言って、投了の意思を伝えます。
  • 感想を伝える

    将棋が終わった後は、お互いに、どの手が良く、どの手が悪かったのか、検討していくとよいでしょう。この後の自分の力にもなります。 以上が、将棋の礼法、作法です。

    書きながら、さらに興味が湧いてきました。やはり、スマホは一人完結で終わってしまいますが、将棋だと相手がいるので、例え対戦が終わったとしてもその振り返りを一緒に行ったりすることで、余韻も楽しみも増えるということなんですね。もう何十年も前に遊んでいたことなのに、すっかりメリットなんて、忘れてしまってました。

将棋の起源は日本ではなかった?将棋の歴史について

将棋の歴史は大変長く、その起源は古代インドのゲーム、チャトランガ(シャトランガ)に遡ります。それが日本へ伝来し、日本独自の発展を遂げた将棋が誕生しました。 その後、新聞に掲載される形で、将棋の対局が広く、一般に公開されるようになり広がっていきました。

将棋界を驚かせた人物について さて、気になる将棋界の人物にはどなたがいるでしょうか?

藤井聡太(ふじい そうた)

彼は将棋界を席巻し、次々と最年少を塗り替え、日本中から注目を集めました。史上初となる、8大タイトルすべてを同時に保持しました。20歳で最年少名人となりました。彼の切手が発売されるなど、活躍ぶりが伺えます。

佐藤康光(さとう よしみつ)

彼の独特な差し回しは、将棋界の伝説上の人物とされました。

羽生善治(はぶ よしはる)

彼は次々とタイトルを奪取し、全7冠を独占しました。


最後に

いかがでしたか?将棋は、地味な遊びと思ってましたが(失礼ですね!)、中身を知れば知るほど、奥深いものだと改めて知りました。

さらに、2023年は、最年少藤井聡太の活躍ぶりで、2024年将棋界も賑わうことが予想されます。この記事を書きながら、調べてたのですが、ウィキペディアでは、この記事を書く僅か2時間前に新しく更新が行われていました。そして4時間前には、彼の切手が発売されるという情報がUPされてました。これも何だか、将棋への不思議なご縁を感じずにいられません。

そうそう、最近その将棋盤と駒セットを買いましたが、スマホなんかに比べたらほんとに安いものです。これから楽しみな余暇時間に充てたいと思います。あなたも1セット、いかがでしょうか?