魅力いっぱいのミツバチのお話し
こんにちは!
最近久しぶりに、甘い味付けをするのに砂糖を摂るよりも蜂蜜がいいだろうと思い、インターネットで良い蜂蜜は無いか探してました。
探し方がまずかったか、特に気になる蜂蜜を見つけられず、いつも買ってる会社の蜂蜜を購入しました。

たまたま出張できていたスーパーで買いました。
まぁ、いつもの蜂蜜で十分だよ、ってことなんでしょうね。
今日はミツバチのお話しです。
ミツバチの不思議な特性
ミツバチはいつくかの面白い特性があるようです。
私たち人間に似ている面が多くあるのだそうですよ。
以下に、ミツバチの主な特性をいくつか紹介します。
- ミツバチは群れで生息し、ひとつの巣を存続させるために役割分担で組織化される社会性を持った昆虫です。
- ミツバチの群れは、1匹の女王蜂、多数の働き蜂、そして繁殖期には全体の1割ほどの雄蜂で構成されます。
- ミツバチは色、形、動きを認識できますが、視力は人間より劣っています。その代わり、人間には見えない「紫外線」を認識することができます。
- ミツバチは基本的に攻撃的ではありませんが、巣に対して危害が加わると判断した際には、体当たりで攻撃してきます。
- ミツバチの1年間の活動は季節の影響を大きく受けます。春から夏にかけては育児が盛んな時期で、訪花活動も盛んです。
ミツバチは、自然界の重要な花粉媒介者であり、私たちの生活にも大きな影響を与えています。

代替療法ミツバチ療法
ミツバチ療法と言うのがあります。
ミツバチ療法は、「アピセラピー」とも呼ばれるそうです。
「アピ」は、ラテン語です。
ミツバチが生産する製品(蜂蜜、花粉、プロポリス、ローヤルゼリー、ミツバチ毒など)を使用した代替医療の一つです。
特に、「蜂針療法」は、ミツバチの針と蜂針液を使って行う療法で、ミツバチが針の根本の「毒のう」の中に持っているわずか0.02mgの毒液を利用します。
この毒液を体内に入れることによって、人間の免疫力を引き出し、痛みや化膿を軽減するのだそうです。
蜂針療法は古代エジプトやバビロニアから行われていたとされ、その歴史は紀元前2000年頃まで遡ると言われています。
現在でも、日本を含む世界各国で広く行われています。長い歴史を持つ代替療法として、人間の健康に役立てられています。
ただし、蜂針療法は専門家による管理下で行われるべきであり、ハチ毒に感作した人では、ハチ毒化合物がアレルゲンとして作用し、軽度の局所的な腫脹から重度の全身性反応、アナフィラキシーショック、さらには死亡までの範囲の一連のアレルギー反応を引き起こすことがあるとされています。
専門家の元、受けるようにしたいですね。
蜂蜜やローヤルゼリー、プロポリス、ビーポーレン(花粉)などを活用し、健康増進に活用されることが多く、これらのアピセラピーは、アレルギー反応のリスクが低く、安全性が高いと言われています。
蜂針療法は興味深く、私は受けたことが無いのですが、受けようと思った時はちょうどコロナ渦でしたので、受ける機会を逃してしまいました。
ローヤルゼリーについて
蜂蜜関係を積極的に摂取されてる方はご存じの方もいるとは思いますが、ご確認の意味も込めて読んでいただけたらと思います。

少し前は、ローヤルゼリー関係の商品についての宣伝が多くなされていましたね。
今は見聞きすることは少なくなりましたが。
ローヤルゼリーは、ミツバチが女王蜂を育てるために作り出す特別な食事で、その成分と効能は非常に多岐にわたります。
ローヤルゼリーは、水分が約60~70%、タンパク質が約12~15%、脂質が約3~6%、ビタミン・アミノ酸・塩分が約2~3%で構成されています。
約40種類以上もの豊富な栄養が含まれています。人間が体内で作り出せない必須アミノ酸も含まれていて、栄養豊富な健康食品です。
ローヤルゼリーには、更年期の症状の改善、骨密度の減少を抑える、老化を防ぐ、免疫力を高める、糖尿病予防、高血圧の予防、コレステロール値を下げるなどの効果が期待されています。
ただし、注意点として、ローヤルゼリーのタンパク質の一部が原因となり、ごく稀に、喘息および食物アレルギーをもつ持つ人に、喘息や蕁麻疹、アナフィラキシーを含む重いアレルギー症状が引き起こされた例が報告されています。
そのため、喘息や食物アレルギーを持つ人は摂取を控えることが推奨されています。これは要注意ですね。
タンパク質分解については、人により違ってきますので、そこら辺も考慮しながら摂取したいものです。
ローヤルゼリーは、生ローヤルゼリー、乾燥ローヤルゼリー、調整ローヤルゼリーの3つの形で販売されています。
生ローヤルゼリーは鮮度管理が難しいため希少価値が高く、他のローヤルゼリー製品と比べると値段が高くなります。
ほんと、ローヤルゼリー高いです。
乾燥ローヤルゼリーは長期保存が可能で、一般的に錠剤やカプセルに詰められて製品となります。
調整ローヤルゼリーは生ローヤルゼリーや乾燥ローヤルゼリーに添加物や副原材料を加えたもので、ドリンク、ソフトカプセル、糖衣錠などの商品が多いです。
ローヤルゼリーは、健康食品や化粧品として広く利用されています。
プロポリスについて
プロポリスは、ミツバチが木の芽や樹液、あるいはその他の植物源から集めた樹脂製混合物で、多くの有用な特性を持っています。

プロポリスは、樹脂が約50%、蜜蠟が約30%、油性物質が約10%、花粉が約5%で構成されています。
これらの成分には、アミノ酸、フラボノイド、ビタミン類、ミネラル類、アルテピリンCなどの天然成分が含まれています。
アルテピリンCは聞いたことないのですが、調べると、血糖値を下げてくれる成分のようです。
プロポリスは、免疫力の向上、炎症の抑制、花粉症の予防、糖尿病の予防、美肌効果、抜け毛予防、口臭予防などの効果が期待されています。
糖尿病予防効果って凄いですよね!だってあんなに甘味があるのに、それを防ぐって凄いですよね。
ちなみに、蜂蜜を食べて虫歯にならないか出張スタッフに聞いたのですが、なりにくいと言ってました。
安心して食べれる嗜好品ですね。
ただし、こちらも注意点があります。
プロポリスは個々の体質や健康状態により、副作用が出ることもあります。特にアレルギー体質の人は注意が必要とのことです。
プロポリスは、サプリメントや化粧品などの形で広く利用されています。
ミツバチのみつろうについて
みつろうは、ミツバチが巣を作るために分泌する蝋状の物質で、多くの用途があります。
私も以前、みつろうを使って手作り石鹸を作ったことがあります。アロマオイルを使って作りました。
添加物を入れた覚えがないので、体にも負担無く使えますね。
みつろうは、働き蜂の腹部にある分泌腺から分泌されます。みつろうのろうは、ミツバチが巣を作るための主要な材料です。

ハチミツを採取した後の巣から抽出されます。
みつろうは、保湿効果が高いため、化粧品(リップクリーム・ハンドクリームなど)の材料として利用されます。
また、家具や革製品のメンテナンス、ろうそく作り、ハチの巣の誘引など、様々な用途があります。
みつろうは、常温であればほとんど変化しない物質で、直射日光に当たらない場所で保存することを推奨してるのだそうです。
また、みつろうは可燃性があるため、火気には注意が必要です。油のようなものですからね。
みつろうは、その自然由来の特性を活かした様々な商品として市販されています。
化粧品やハンドクリームなどに使われてることから自然由来の成分でみつろうの素材を使ったものだと安心して使えますね。

終わりに
ミツバチの蜂蜜から、習性についてお話ししましたが、ミツバチの生態について、まだまだ解明されていないことが多く、その謎を解くことは科学の大きな課題となっているようです。
インターネットで蜂蜜を探してた時にミツバチ箱が販売されてたのを見たのですが、一瞬買おうかなと思いました。
けれど今住んでる住まいは1軒家ではないので、そう簡単には置けないなと思いました。
でも、置いて問題ないなら置いてみたいなぁと思いました。
ミツバチは見ていて可愛いものですが、刺されるのではと思い、簡単に近づけないところがあります。
けれど、私たちの健康や生活において多様に豊かさをもたらしてくれてることから、その恩恵は計り知れないですね。
またミツバチが地球の生態系を維持してるということも、小さな体なのによくやるもんだと感心してしまいます。
みつばちに優しい環境を私たちは作っていきたいですね。