こんにちは!

あなたは日本のフォークソングは好きですか? 日本のフォークソングには沢山の曲があります。 フォークソングを聴くと、懐かしく感じ、心穏やかになれます。

曲にもよりますが、落ち着いたテンポはいいですよね。

今日はそんなフォークソングのご紹介です。

日本のフォークソングとは?その歴史について

日本のフォークソングは、主にアメリカやイギリスのフォーク音楽に影響を受けて誕生しました。 アコースティックギターやピアノ、バンジョーによる弾き語りが多く、歌謡曲の要素も盛り込まれています。

またその曲調は幅広いとも言われてます。バンジョーは、アフリカ系アメリカ人がアメリカでアフリカのいくつかの楽器の特徴を取り入れて生み出した撥弦楽器です。この楽器は、木製または金属製のリム(外周の環状パーツ)にポリエステルまたは山羊の皮を張った比較的単純な構造をしています。

フォークソングは、自然な発声で独唱や少人数による合唱で歌われることが多いです。 また、個人のことを歌った楽曲も多いです。

日本のフォークソングの源流は、1950年代に起こった日本の歌声運動に、1959年以降、海外のヒットソングとして日本に上陸してきたキングストン・トリオなどの影響を受ける形で独自に発展していきました。

キングストン・トリオは、1957年にデイヴ・ガード、ボブ・シェイン、ニック・レイノルズの3人によって結成されたアメリカのフォーク・グループです。彼らは50年代後半から60年代前半にかけて最も成功したフォーク・グループで、その活動はフォーク・ミュージックのブームに大きく貢献しました。彼らのヒット曲「Tom Dooley」は、1958年にリリースされ、全米1位のヒットとなり、1959年のグラミー賞で最優秀カントリー&ウェスタン・パフォーマンスを受賞しました。

またこの時期は学生運動が盛んに行われていて、社会の中の不公平や不正を告発し抗議する歌のプロテスト・フォーク、反戦フォークが若者の間でブームとなっていました。 このようなアメリカ、イギリスの影響を受け、日本のフォークソングは誕生しました。

日本のフォークソングの代表歌手、バンド

日本のフォークソングの代表歌手、バンドは、吉田拓郎、ザ・フォーク・クルセダーズ、なぎら健壱、赤い鳥、岡林信康、かぐや姫、井上陽水、泉谷しげるなどのアーティストが歌っています。

日本のフォークソングは独自の音楽スタイルを形成し、多くの人々に愛されています。

日本のフォークソングで特に人気のある曲25曲


  1. 「22才の別れ」 – 風
  2. 「なごり雪」 – イルカ
  3. 「初恋」 – 村下孝蔵
  4. 「神田川」 – かぐや姫
  5. 「戦争を知らない子供たち」 – ジローズ
  6. 「あの素晴らしい愛をもう一度」 – 加藤和彦・北山修
  7. 「岬めぐり」 – 山本コータローとウィークエンド
  8. 「我が良き友よ」 – かまやつひろし
  9. 「学生街の喫茶店」 – GARO
  10. 「妹」 – かぐや姫
  11. 「FOLLOW ME」 – イルカ
  12. 「青春の影」 – チューリップ
  13. 「旅の宿」 – 吉田拓郎
  14. 「夏休み」 – 吉田拓郎
  15. 「面影橋から」 – 及川恒平
  16. 「古井戸」 – ポスターカラー
  17. 「カレーライス」 – 遠藤賢司
  18. 「赤色エレジー」 – あがた森魚
  19. 「出発の歌」 – 上條恒彦+六文銭
  20. 「遠い世界に」 – 五つの赤い風船
  21. 「竹田の子守歌」 – 赤い鳥
  22. 「太陽がくれた季節」 – 青い三角定規
  23. 「風に吹かれて行こう」 – やまがたすみこ
  24. 「チャンピオン」 – アリス
  25. 「遠くで汽笛を聞きながら」 – アリス

他にも書ききれないほど沢山あります。ある邦楽のフォークソング人気ランキングでは256曲がランクインされていて、日本のフォークソングは数百以上あるのではないかとされてます。 今個人的に、チャンピオンを聴きたいかな。

日本のフォークソングの面白エピソード

一つ一つのフォークソングに、その作られた背景のドラマがあるとは思いますが、その中の3つをご紹介します。

1. 「22才の別れ」 風
この曲は、日本のフォークソングの中でも特に人気があり、多くの人々に愛されています。しかし、その背後には、作詞・作曲を手掛けた伊勢正三さん自身の22歳の時の別れが反映されていると言われています。

2. 「神田川」かぐや姫
この曲は、1970年代の日本を代表するフォークソングの一つで、その歌詞の中には、作詞・作曲を手掛けた南こうせつさん自身の青春時代の思い出が込められています。

3. 「バラが咲いた」マイク眞木(まき)
この曲は、1960年代を代表するフォークソングで、その歌詞の中には、作詞・作曲を手掛けたマイク眞木さん自身の恋愛体験が反映されていると言われています。

これらの曲は、それぞれのアーティストの個人的な経験や感情が反映されていて、その背後にあるエピソードを知ることで、曲の深みをより味わえますね。

日本のフォークソングが聴ける場所

では懐かしの日本のフォークソングはどこで聴くことが出来るでしょうか? 以下に聴けるところをご案内します。

1. YouTube
YouTubeには多くのフォークソングのプレイリストがあります。例えば、「フォークソング大全集(ライブ)」や「懐かしすぎる昭和の名曲(フォークソング編)」などがあります。

2. 音楽ストリーミングサービス
Spotify、Apple Music、Amazon Musicなどの音楽ストリーミングサービスでも、多くのフォークソングを聴くことができます。

3. 音楽アプリ
「60、70、80年代 フォークソング 全部無料(3千曲収録)」のような専用の音楽アプリもあります。 これらのプラットフォームを利用することで、自分の好きな時間と場所で日本のフォークソングを楽しむことができます。

終わりに

フォークソングは比較的子どもから大人まで楽しめる音楽かと思います。 しかし、今の子どもたちがフォークソングを聴き慣れてるかと言ったら、そうではないかもしれません。

私たちの世代がフォークソングを流していく環境を作っていくことが、フォークソングを聴き、歌い続ける環境を作り続けていくのだと思います。

フォークソングを聴くことで、懐かしくなるのは当然のことですが、心温かくなったり、琴線に触れたり、元気も湧いてきたりします。 人により人気のあるフォークソングは異なるかもしれません。何かご自身の好きな曲を一つ見つけていくのもいいかもしれませんね。

私たちの世代だと、カラオケに行ってフォークソングを流したら、その曲を知らない人はいないほど、その場にいるみんなが声を合わせて一緒に歌えるほどのフォークソングですが、これまでフォークソングが日本人の心にどれだけ浸透されてるかが分かります。

どのような形であれ、フォークソングがもっともっと多くの人に愛され、その懐かしい音楽を通して繋がっていけるといいですね。

日本のフォークソングは、主に日本国内で広く認知され、愛されていますが、一方で、日本の音楽が海外で注目されることも増えてきているようです。日本のフォークソングもその一部として海外のリスナーに紹介される機会が増えているのだそうです。

忙しい今の世界では、フォークソングのような曲で、自ら自身も歌いながら癒されることが最適な時期かもしれません。